先日開催されたCL愛知2023 オープン(エクストラ)に参加してきました。
結果は6勝2敗でTOP64 finishでした。
もちろん優勝目指して練習してきましたが、まだまだ届きませんね。遠い遠い。
デッキはアロペルStallです。
これで優勝して「ドヤァ」って言いたかった勢。
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(1) 去年からの環境の変化。4点。
・まずルギアVStar の登場。ターボ系デッキの展開力がある上に持久力もある今までにないデッキタイプ。
特性でエネがつくから、Nで止まらないし、6エネデッドムーンGXでも止まんなくてずるい。逃げ切り性能えぐい。
・そしてドラゴ。簡単にタイムレスGXが打てるのがずるい。
300ダメ技が打てて、VMaxVStar対面に強いので偉い。
グッズロック特殊エネロックとか本当に器用。
・LOは全体的に逆風の太刀
1.ルギアがナンスをかわしたいために、サイレントラボ、あなぬけが投入されてきている。
この影響を受けてか、WallStall警戒かはわからないが、いろんなデッキにあなぬけ1投が散見される。
2.ぶっちゃけキャンセルコロンまである。投入率0.1%だったのが1%くらいにはなった体感
3.ACE SPEC枠にポケモン回収サイクロンが増えてきた。ドラゴとこくばは大体これ。
・ダストに追い風。
どうぐが非グッズ化により、グッズロック下でもダストの特性ロック特性を仕掛けられるように。
端的にダストが使いやすくなった印象。
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(2) 環境読み
・今年も色々自分でデッキ組んでみて実地調査。昨年のデッキのアップデートがメインでしたが20弱のデッキを自分で回してみて、デッキパワーの関係から、ドラゴンルギア、レジドラゴが頭一つ抜けてると感じる。
・エクストラの日などに参加して、実地調査の体感とかヒアリングから、多色ルギア、こくば。
最近始めた方がドラゴンエネやXYドラゴンを集めにくいみたいな話を多方面から聞いた、レジドラゴの母数は少ないのはなるほど納得。
・☝️逆の理由でカード集めやすいこくばは多い読み。
まあそんな感じで、
1.ルギアめちゃ多い
2.ドラゴは母数は少ないが上位卓にいる
3.こくばは母数は多いが下位卓にいる
読みをしていました。
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(3) デッキチョイス
A必須条件として「ルギアに強いXXX」
Bその上で勝率の1番高いもの。
C可能であればソリティアorワンショット系 → ご家庭の事情で練習時間が深夜になるのでなるべく1人回しで精度を上げたい
この辺で色々模索してました。
最後のソリティアですが、模索の一例を明かすと、
・ねこのてタイムレス
・ネオラント系アカギ◇ルギア
・ビーストゲーム系マーシャドールギア
・ディアルガ系ゴールドレイン(メビ 曰く金爆)
こんな感じで考えてました。この辺はまた別記事(没祭り)で供養したいと思います。
まあそんな感じで試行錯誤していたわけですが
Clの5日前にアロペルでルギア完封できるかもと閃いて、
そこから色んな人のルギアデッキ見まくって完封できそうってなったので
全体的にそつなく勝率の良かったWall Stallにアロペルを組み込みました。
ですので条件ABは満たすんですよね。反して条件Cを全く満たさず、色んなデッキに対して相手に合わせて最適なプレイングをする必要があります。そこの経験値が不足気味で不安要素でした。
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(4) デッキ詳細
詳細なリストはこんな感じ。
ピン差し多くてこれでもかんなし見づらいですね。すみません。仕方がない。
ベースのデッキは昨年エクストラ優勝デッキ。
https://note.com/gvirus/n/n90295fe04045
差分は以下の通りです。
[in]
アロペルライン1-1
モノマネむすめ1
センパイとコウハイ+1
野党三姉妹1
キャンプセット2
改造ハンマー+1
キャプチャーエネルギー+1
[out]
ネストボール2
みがわりロボ-1
殿堂の書3
シロナ2
リサイクルエネルギー1
差分の解説は以下の通りです。
[in]
アロペル1
→ コンセプト。デンジュモク、ギルガルドとの差分は言わずもがなサイレントラボの対象外であること。
=ルギア戦に対してコイツ立てたら勝ちにするか、サイレントラボのリソース管理試合をしながらサイドレースでやり合うかの違い。
→ 特性持ちにする事で、それ目的で入れてるのかなと若干注意をそらせる目的。
→→ 事前に情報が出回ってたらしく、当日のルギア使いは誰も騙されなかったぜ!!orz
モノマネむすめ1
→ 趣味だよ!モノマネむすめかわいいよね!(皆さんご存知)
→ 昔はデッキにお守りがわりで1枚必ず入れてたのでリバイバル。(それは知らん)
実績で4から8枚ドローなのでシロナと比較して一長一短。
センパイとコウハイ+1
→ 対面ルギアでこれが一枚あるとアローラニャースとぐんぐんシェイクを引いてそのターン内に使える。サイド落ちを加味してもこれ一枚で70%勝ちなので優先度が高く、マリィ耐性をつけるべく現物多めに。
野党三姉妹1
→ バトル場から退場できるグッズ札(あなぬけ、回収サイクロン、ダウジング、ブロアーあたり)が環境的に増えてると感じたため投入。
キャンプセット2
→ 殿堂の書を下ろす気が無かったのと、対面ルギアあたりにセンパイとコウハイ確保確率を上げるためサーチ札に。
改造ハンマー+1
→ 主に対面ドラゴへのエネ割。
キャプチャーエネルギー+1
→ リサイクルエネルギー枠がリソース管理プレイングでカバーできそうだったのでこちらに変更。
[out]
ネストボール2
リサイクルエネルギー1
みがわりロボ-1
→ この辺りはたねポケ枠兼エネ枠と考え
アロペル、キャプチャーと入れ替えになりました。
殿堂の書3
→ キャンプセットと入れ替え
シロナ2
→ 趣味のコピーキャットと入れ替え。
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5. 立ち回り
相手が攻撃できない状況を作って山札切れを狙います。
具体的な勝ちパターンは3種類。及びその複合。
A. エネルギーが足りない
豊富な妨害サポートや改造ハンマーで相手のエネルギーをトラッシュしていきます。
だいたいエネルギーが8枚程度のデッキならこのパターンを狙います。
レジドラゴのデッキのように特殊エネの割合が多ければ9枚程度でも割り切れる算段。
ミライドン、こくばのように13枚の基本エネだとちょっと厳しいです。
B. バトル場から逃げられない
デデクロテテフや、ダストダスといったシステムポケモンをカウンターキャッチャーして、
すると逃げられないし、グズマでも戻れない。
相手が特性を消してきそうな場合は、ダスト前な対してツールジャマー付きΩバリアをバトル場に配置します。すると軽石の効果がなくなりこちらのジャマーはブロアーでもザオボーでも剥がされなくなります。
C. ワザのダメージや効果を受けない
チルタリスやアローラペルシアンは一定のポケモンからワザのダメージや効果を受けないので、そのような状況を作り出して場に出します。
魅惑のポフレはそういった状況を作るのにすこし役立ちます。
またこれらのポケモンを場に出すと、相手が特性を止めるためにダストを出す...という誘いプレイができるので、そこからBプランのダスト縛りに繋げるプレイングがなかなか強力です。
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6.マッチアップ
1回戦 ルギア🙅♀️
お客さん!と思ったのにセルフ事故で種ポケや人形を差し出し続けるプレイ。
ダイゴ、キャンプセット、センパイとコウハイの1枚を引ければ容易にアロペル出して勝ちパターンなんですが、3ターンくらい引けずGGエンドで負け
初戦落としたらもう勝ち上がりが限りなく0%なの辛すぎますが、
おかげ?で以降の試合は気楽に挑めました。
初手カビゴン。
相手はかるいしでぐるぐる逃げて入れ替えるタイプのデッキでしたので相性が良かったです。
(初手ソーナンスなら弱点120ダメで蹂躙されてた)
うねりを出して次元の谷を警戒しながら
オーロットに攻撃されないよう超エネ中心にエネを割って行ったところ
攻撃手段が無くなって投了いただきました。
3回戦.ルギア🙆♂️
(記憶があやふやです)
初ターン生き残って、
2ターン目に気絶した返しに
センパイとコウハイからぐんぐんシェイク→アローラペルシアンの流れで投了いただきました。
4回戦 ルギア🙆♂️
(記憶が曖昧案件)
初手トップがアローラニャース、対面ルギア。
キャプチャーエネルギーを貼ってソーナンス出して、逃がして前ソーナンスでエンド。
サイラボミツル(サーチャー)コンプガブギラエネの5枚で詰みだけどなんとか生き延びる
その後も耐えてアロペルを出す。ただし場にソーナンス。
バトル場ソーナンスでベンチ狙撃されるとセルフで特性とめちゃってるのでアロペルがやられるんでBADプレイではあるんですが...
もう出しちゃうおうかどうしようかなとちょっと悩んだ。
ニャース見えてるからなあ、マリィもやだなあ、タンカダウジング両方あるからもう一回センパイとコウハイからリカバリできるなあと思って進化の方がアド有り判断しました。
ガブリアスVに4エネつきそうになるも投了いただきました。
5回戦 ロトムVStar🙆♂️
ロトムVエクストラは初見なのでワクワク。何してくるんだ...
隠密フード貼ってナンス回避しながら
ガノンがパラライズボルトをしてきました。
グッズロックは辛いですが、サイドのクロックが遅くて助かりました。
エーススペックが見えた+コケコ◇にかるいしがついたのを見てから
レンジャーカウンターキャッチャーでコケコを前に。あとはエネをはがしつづけて勝ち。
6回戦 カラマネロVmax🙆♂️
エネエネボンバーからサイド差つけて、N、エリトレでハンデス+カラマネロダイジャマーでさらにハンデスするデッキ。
初手メタモン◇、ビリリダマ、だったのでディアルガワンショットを警戒してドキドキでした。
ダイジャマーが見えた時点で、チルタリス出し
→→の返しにカウンターキャッチャーでダスト縛り。
ダストに3エネつけて逃げられますが、結局カウンターキャッチャー3枚フルに使って縛り通しました。
マリィなどの返しにでサーチャー2枚引いたり、トップでダウジング引いたりして
ダイジャマーハンデスを上手くスカせたので引き運は良かったです。
7回戦 レジエレキミライドン🙆♂️
相手の方は初Ωバリア対戦とのことで、
Ωバリアに対するグズマと穴抜けの紐のプレイングで少しプレミがあり、アドバンテージをいただきました。
レジエレキVMaxを出して、エレキパワーなどで補強し、クワガノンのパラライズボルト110Dクロックで攻められましたが、
エネの付いていないレジエレキVMaxをカビゴンで縛って、野盗したっぱで入れ替え要素を削りながら勝ち。
8回戦 レジドラゴダスト🙅♀️
総括すると『マリィで分からされた』ゲームでした。
実況「掛かっているかもしれません!冷静さを取り戻せれば良いのですが!」(ウマ娘ネタ)
ハンドがあまり良くなく、もしかしたら初戦負けの7-1でも上がれるかもと言う焦りから、あまり出来の良くないプレイでした。
ハンドのせいにするのは簡単ですが、1戦目よりかは多少動ける手札だったので、例えばわざと倒させてからのセンパイとコウハイとかでも良かったかも。
対レジドラゴに改ハン厚めにしてあっただけにこのゲームは落として残念でした。
結果、冒頭の通り6-2フィニッシュの、top64でした。
決勝トナメまでが遠いです。
今年は環境読みやすかったしそれへの対策もどうにかなりそうで行けそう感あっただけに届かず残念。(それでも実力以上の結果ではありましたが)
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反省点
・他のアロペルの可能性
アロペルに気づいたのが1週間切ってたので、今回のデッキにしかできませんでしたが
もう1週間あったら
・アロペルルギア(ミツル使える)
・ターボダークwithアロペル(こくばに強い)
あたりで参戦してたかもしれません。
・デッキ調整の納得加減
このデッキは次の理由からデッキ調整が難しいです。
・一回の対戦時間が長いので試行回数が稼げない。
・勝ちにつながる各プレイの評価指標がバラバラで、カードを1枚入れ替えた時に強くなったのか弱くなったのかを上手く評価できない。
こんな時こそデッキセルフ回しプログラムを書いて、定量的に調整すべきでした。
今の構築でも完全に調整できていなく、
もとデッキから減らしたドロサポの数、ボールの数、ロボ人形の数が妥当であるかどうかは答えが出ていません。
例えば、対面ルギアにジージーエンドわかわしてアロペルを出せる確率や、
先1うねりジャマーソーナンスの確率
後1マリィへの耐性度合いなど数値化しやすい項目はいくつかあったので、その辺だけでも見ておけば良かったなあと思いました。
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スペシャルサンクス
アリスさん→レジロック貸してくれてありがとうございました!
涼さん→デッキのアイディア出しに付き合ってくれてありがとうございました!
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来シーズンも頑張るぞい。